約2週間前に種子を蒔いたアスパラガスの葉っぱがやっと生えてきました。これまでの栽培の様子を記録しました。
半年も前になんの栽培計画もなく、ほぼ衝動買いで買ってしまったアスパラガスの種でした。蒔いてみようかと調べれば調べるほど、敷居が高そうなお野菜ですが、見切り発車で種まきを開始しました。
アスパラガスは根を購入するのが一般的
まずは、アスパラガスは種ではなく、すでに成長した1年もの、もしくは2年もの以上の根を購入して植え付けるのが一般的であるということ。もちろん、種から栽培も可能なのですが、アスパラガスの食用部分である若茎が生えてくるまでに少なくとも2年の歳月がかかるということです。まったく知らずに種を買っちゃいました^^;。
広い敷地が望ましい
さらにはアスパラガス植え付け時の株間は50cm以上が理想的とのことで、土の中で充分根が育成できる広いスペースがあるのが望ましいとのことです。根にしっかりと養分を蓄積させることで、毎年生えてくる若茎の数も充実してくるとのこと。
長期計画が必要
最後にアスパラガスは一度定着すると、1つの株で向こう10年ほど収穫が望めるということです。これは大変お得感がありますが、一方、その植え付けスペースを10年のあいだアスパラガスに提供するという決意が必要になってきます。
我が家は庭という庭スペースがないので、これはちょっと悩みどころです。
悩むのは2年後に
以上の理由により、アスパラガス栽培は畑のない我が家には敷居が高いように思えましたが、購入した種を眺めていたら、「定植場所のことを悩むのは2年後でも良いのでは?」と思えてきました。まずは種がちゃんと発芽するかも分からないし、1年間根っこを育てあげられるかも分からないし、と。とりあえず種子をプランターなどで栽培してみて、上手く育ったら定植の場所について改めて悩もうと楽観的な結論に至りました。
種まき
種まきは、プラスチックカップの中に湿らせたペーパータオルを敷き、種子を置きました。設置場所はエアコンを使わない気温15から20度程の明るい部屋で、直射日光にあたらない場所です。
数日間なんの動きもなく少し心配していましたが、9日目に発根が始まりました。野菜系にしては遅めのような気がします。発芽数は6粒まいたうちの4粒です。
栽培スポンジへ移植
根が1cmほどになったところで、スポンジへ移植しました。キッチン用のメラミンのスポンジを3cm平方程に切り、真ん中に切り込みを入れて根っこを挟みました。スポンジ全体に吸水させたあと、下部分1cmほどを水に浸けておきます。水耕栽培の要領です。アスパラガスは果たして水耕栽培に向いているか、よく分からないのですが、これから本葉が数枚整うまでは室内にて水耕栽培して様子を見ようと思っています。
葉が出てきました
そして本日、種まきから18日目が経ち、このような状態です。種子からちょっとはみ出して見えてきたのは、どうやら葉っぱのようです。アスパラガスは単子葉植物なのですね。この先、ツンツンと葉っぱが伸びてくる予定です。楽しみです。
よく食べてはいるものの、アスパラガス栽培は未知の世界で興味津々です。今後も栽培の記録をレポートしていきたいと思います。