こんにちは。本日は、以前住んでいたカナダのある農家さんについてお話ししたいと思います。
私が住んでいた家の近くにはファミリー経営の小規模な農家が沢山ありました。春から秋にかけて、軒先に直売所が出て野菜を直接買うことができます。
スーパーで買うより直売所で買う方が新鮮だしより安いので、この時期、殆ど野菜はスーパーで買う必要がなくなります。
その中のひとつ、ここBrookedale Heritage Gardenという農家さんなのですが、とても可愛い無人直売所が出ています。
作業小屋に野菜や玉子が並べられていて、「代金は鳥の巣箱に落としてってね。
質問がある時は畑の中を探してみてねー。」という具合。
ゲストブックが置いてあり、「玉子とポテトを貰ってくよー。$10置いてくからね〜。マイケルより」などのメッセージが書いてあります。
ハーブ類は小屋の周りに植えてあり、置いてあるハサミで自由に切っていくシステム。スケールに乗せて重さを計り、代金を置いてあります。
この写真の頃は秋で、ハロウィン用のカボチャが沢山並んであたました🎃
畑はそう広くなく、5エーカーくらいかな。
この農家さんに通っていた大きな目的は、ずばりこれです。紫蘇が大量に生えているのです。カナダで紫蘇を買える場所はとても少ないです。しかも緑色の大葉だけでなく、むらさき色の紫蘇も手に入る場所は、なかなか貴重です。
土が良いのでしょうね。お疲れ気味のパクチー以外は、盛り盛りでした。
新鮮なお野菜を買えるのも嬉しいのですが、他人様の農園を覗くことができるのも、畑好きの私にとっては直売所を訪れる楽しみの一つです。車で走ってて魅力的な農家さんを見つけると、ついつい寄ってしまうのが日課になっていました。
その他、日系農家さんでは日本のタネを使って野菜作りをしていたり、ハーブ類だけでなく、花壇から花を自分で摘んでよい農家さんなどもありました。
「もし農家になるなら、こんな風にしてみたい」というアイデアがあちこちに見つかる、楽しい直売所訪問体験でした。🌸